小さな“いいこと”を見つけると、子どもたちは変わり始める
放課後等デイサービスで子どもたちと過ごしていると、
日々の中にたくさんの「いい瞬間」が隠れていることに気づきます。
・友だちにそっと譲ってあげた
・できない子に「こうだよ」と教えてあげた
・苦手な課題に一歩だけ向き合ってくれた
・気持ちを抑えて深呼吸ができた
大人から見ると当たり前のように見えることでも、
子どもにとっては大きな挑戦だったり、成長のサインだったりします。
だからこそ私たちは、
「できなかったこと」よりも、「できたこと」に光を当てる
この姿勢を大切にしています。
子どもは“できている自分”を見つけてもらうと、もっと伸びていく
子どもたちは、大人に気づいてもらえると安心し、
「もっとやってみよう」という気持ちが自然に芽生えていきます。
これは決して“甘やかす”ことではなく、
自己肯定感を土台にした行動改善のアプローチです。
事実、
「叱られないように行動する子」よりも
「褒められる自分を増やしたい子」のほうが、
表情も行動も安定していくことが多いものです。
大切なのは、子どもの“今の一歩”を見ること
放課後デイサービスに通う子どもたちは、個性もペースも本当に様々。
できる・できないで判断するのではなく、
その子が昨日よりちょっとだけ前に進んだ瞬間に気づき、言葉にして伝える。
「今日のあなたのここが素敵だったよ」
「頑張ってること、ちゃんと見てるよ」
この言葉を積み重ねることが、
やがて大きな自信となり、行動を自然に良い方向へ導いてくれます。

これからも“良いところの種”を一緒に育てていく
放課後等デイサービスは、子どもたちの未来を育てる場所。
私たちスタッフは、子どもたちの中にある“良い芽”を見つけ、
そっと光を当てながら、一人ひとりのペースで育てていきたいと思っています。
小さな芽が、いつか大きな花になることを信じて。






